事前情報からもSamsungはGalaxy S26シリーズでExynos2600を採用する可能性があるとの予測。とはいえ最新のGalaxyに最新のExynosを搭載するとの話は毎年のように出てきますが、昨年で見れば歩留率を改善することが出来ず結局は見送りに。
今回Phone Arenaによると一部地域にGalaxyのSnapdragon搭載モデルを出荷していると報告しているのでまとめたいと思います。
当初の予定と異なりSnapdragon搭載モデルを出荷。
Galaxy S25シリーズでみればExynos2500の製造が間に合わなかったことからもSnapdragon 8 Elite搭載モデルしか存在しません。一方でGalaxy S24シリーズに関してはGalaxy S24とGalaxy S24+はExynos2400搭載モデルが存在しています。
ちなみにグローバルモデルに対してSamsungはExynosを採用することが多く、日本/中国/アメリカなど一部市場限定でSnapdragon搭載モデルを出荷することが多いです。
さらに近年の動向を見るとUltraモデルは市場関係なくSnapdragon搭載モデルに共通されています。その上で今回の情報にSamsungは本来Exynos2400を搭載したGalaxy S24を出荷する地域でSnapdragon 8 Gen3を搭載したGalaxy S24を出荷していることが判明したとしています。
あくまでも今回の情報によると型落ちの機種を新たに出荷する場合となります。なので今回の情報通りであれば同じ市場でもExynos搭載モデルとSnapdragon搭載モデルが混在することになります。
Samsungにとってもリスク。
少なくともSamsungはすでにGalaxy S24の製造を終了しているとしています。なので今回の事例も在庫などの問題からSamsungが判断した可能性があるのかなと思います。
サムスンがこの変更を行ったときに、特に同社の苦労している鋳造事業を考慮すると、Exynos 2400の製造を続けたくなかった可能性もあります。
単純にSnapdragonとExynosではExynosの方がコストが安いと言われていますが、同サイトが指摘するようにSamsungとしてはExynosの製造を継続すること自体もある意味リスクなのかもしれません。
何よりGalaxy S26シリーズではSnapdragonとExynosの混在になるのか非常に気になるところです。