Xperia 1Ⅶでもレガシー機能が継続しており、逆に他社との差別化になっています。またイヤホンジャックに関してはコストをかけてまで音質を底上げしており、SDカードスロットに関しては最大2TBに対応と強化しています。
今回RedditにおいてXperiaのSDカードスロットについて投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
SDカードの処理速度。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
Android 15 を実行している Xperia 1 VII では、外部 SD カードに保存されている大きなフォルダを開くと、非常に顕著な遅延が発生します。
数百または数千の画像または音楽ファイルを含むフォルダは、最初のアクセスで開くのに30〜45秒かかることがよくあります。同じフォルダが10〜20分以内に再開されると、ほぼ瞬時に表示されます。これは、Androidのファイルシステムキャッシュが定期的にフラッシュされ、再構築する必要があることを示唆しています。
これは、MixPlorer Pro や Total Commander などのさまざまなファイル マネージャーで発生し、大規模なメディア ライブラリで作業する場合の毎日のユーザビリティに影響します。
Sonyも大容量のSDカードに対応できるように世代を重ねるごとに強化していますが、SDカードスロットの処理速度はそこまで強化していないとも言われています。
Sonyがその詳細に言及しているわけではありませんが、内部スペースの問題とコストとニーズだと指摘しています。そのためSDカードにデータを保存できるのが最大のメリットであり、処理速度を求めるなら内部ストレージを有効活用するしかないです。
今後も乖離する可能性。
また以下のように投稿されていることが判明しました。
SDXC UHS-I標準は最大104 MB/秒、サンディスク独自のリーダーは最大250 MB/秒です。そして、Sony Xperiasは最大40 MB/s
結局のところSDカードの処理速度は年々強化されているのに対してXperia本体の処理速度はそこまで改善していません。さらに保存できるデータ容量が増えているからこそ、より大きなデータを処理する際にギャップが生じてしまいます。
SDカードは、クイックアクセスやアプリの実行ではなく、時々アクセスできるコールドウォレットとして機能します。つまり、ソニーは少なくとも市場に出回っている最新のSDカードに合わせて読み取り/書き込み速度をアップグレードしてください。
何より今後SonyがSDカードを強化するかはSDカードスロットを継続している理由次第かなと思います。以前はクリエイターが撮影シーンに合わせてSDカードを交換しながら撮影するというニーズに応えるためとしていましたが今はちょっとずれてきている感じもします。
何よりSDカードスロットを継続するべきだと思いますが、とりあえず対応しておけばいいというスタンスだとユーザーから不満の声が上がり、だからといってコストをかけてまで強化する必要があるのかと言われれば難しいところかなと思います。