iPhone Air。結局カメラバンプ込みだと普通のスマホと厚み変わらず

先日にはiPhone Airが国内でも発売されましたが、一つの焦点としては手で折り曲げることが可能なのかどうかです。仮に手で曲げられるとしても多くのユーザーはそもそも手で曲げようとも思わないはずなので気にする必要はないのかなと思います。

今回はiPhone AirやGalaxy S25 Edgeなど薄型化に特化した機種に未来があるのか主観的にまとめたいと思います。

カメラバンプが全てを台無しに。

個人的にスマホのカメラバンプは全然合ってもいいと思っています。むしろカメラバンプがない機種はデザイン的に優れているのかもしれませんが、その分カメラはカメラバンプがある機種より劣っているように見えてしまう。

メーカーも結局好きでカメラ部分をバンプさせているわけではなく、どうしてもカメラセンサーの大型化に伴いカメラ部分が飛び出てしまうから、いかにデザインと調和させることができるかで勝負しているように見えます。

一方で先日にはiPhone Airを購入して使っていますが気になるのはカメラバンプです。本体の厚みは5.6mmとなれていますが、ガラスフィルムありのカメラバンプ込みで計測してみると12mmになります。

ちなみに「12mm」というのは特徴的なカメラデザインを採用しているPixel 10シリーズと同じになります。結局12mmも厚みがあるのであればスペックを制限してまで薄型化する必要があるのかなと思っちゃいます。

中華系の方が相性がいい。

そもそもSamsungもAppleも現状でみればシリコンカーボンバッテリーを採用した機種を発表していません。そのため「電池持ち」が一つのネックになってくる一方でシリコンカーボンバッテリーの開発に積極的な中華系の方が相性がいいかもしれません。

もちろんバッテリー容量が多ければ電池持ちが良くなるともいえませんが絶対量があればハードである程度ゴリ押しすることが出来ます。一部情報によるとOppo Find X9シリーズは7000mAh以上のバッテリーを搭載するとも言われています。

このことを考えるとOppoが仮に薄型化に特化した機種を出せば5000mAhくらいのバッテリーを搭載することが出来るのかもしれません。何よりiPhone Airをみると薄型化にフォーカスしたことで全体的なバランスがかなり悪い。

ただそこまでしても結局カメラバンプ込みでみれば通常のスマホと大して変わらない。もちろん色々な選択肢があった方がユーザーにとっては嬉しいですが、Appleが何かやると真似をする企業が増えるので、薄型化特化機種がブームになり、スペックを犠牲にするのが是になる流れになるのは避けてほしいかなと思っちゃいます。

最新情報をチェックしよう!