来年も一緒。Pixel 10は初めて前世代のデザインを再利用したモデル

事前情報からもGoogleは2〜3年ごとに新しいデザイン言語に挑戦したいことを明らかにしています。一方でPixel 6シリーズから採用された現在のカメラを中心としたデザインですが、途中で切り替えがあったのか素人目で判断するのはちょっと難しいです。

今回9To5Googleによると次のPixelのデザインは同じだが悪いことではないとしているので簡単にまとめたいと思います。

スマホのデザインは限界に?

まずスマホのデザインについて同サイトは以下のように指摘しています。

純粋に美的観点から、アイデンティティを放棄したり、使いやすさに影響を与えたりせずに、物事を変える余地はあまりありません。ディスプレイベゼルが小さくなり、カメラバンプが大きくなり、おそらくプロファイルが薄くなります。数年前にスマートフォンの「ピーク」を迎えましたが、ハードウェアを利用するために、巨大なカメラセンサーと巨大なカメラの膨らみで何か違うことをしようとしているのは中国だけです

なので単純に考えるとデザインは均一化する可能性がある中でGoogleは「カメラバー」によってデザインを差別化することに成功したとしています。

カメラバーは完全にユニークで、Pixelブランドの強力なビジュアルアンカーであるため、Googleはあきらめることをためらっています。Pixelの携帯電話にとってカメラがどれほど重要であったかを考えると、それはGoogleのやり方です。「この携帯電話はすべてカメラに関するものです。

唯一の欠点があるとすればPixel 9 Pro Foldが同じカメラデザインを採用出来ていないことです。ただこれは折畳式機種特有の内部スペースの制限の影響を受けている可能性があると指摘しています。

好みが出るとはいえPixelだと一目で分かるデザインに昇華させることが出来たのは大きいのかもしれません。

来年も同じデザイン?

一方で同サイトは来年登場するPixel 11シリーズのデザインについて以下のようにコメントしています。

Googleのハードウェア製品担当チーフデザインオフィサー、アイビー・ロス氏のコメントによれば、Pixel 10が初めて前世代のデザインを再利用したモデルであり、この方針はPixel 11まで継続されることが明らかになっています。デザインは2027年まで確定済みです。良くも悪くも、当分は同じデザインが続くことになるでしょう。

先日の情報からもGoogleは2〜3年周期で新しいデザインに挑戦したいとしていますが、逆に言えばその間はデザインがほとんど変わらない可能性があることになります。

今回の情報でみるとPixel 6シリーズからPixel 9シリーズまで常に新しいデザインに挑戦していたことになり、Pixel 9シリーズとPixel 10シリーズは一緒のデザイン。つまりPixel 11シリーズのデザインも一緒の可能性があり、Pixel 12シリーズでようやく何か新しいデザインの要素が追加されるのかもしれません。

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