Google Storeでのキャンペーン期間における下取りをみると、基本発売から3年経過する機種を優遇する傾向があります。つまり今年で見ればPixel 7シリーズユーザーの買い替えを促進することが多いです。
一方でYouTubeで頂いたコメントをみるとPixel 8シリーズから買い替えるべきなのか。今回9To5GoogleによるとPixel 8シリーズから最新機種に買い替える必要があるのか言及しているので簡単にまとめたいと思います。
ベンチマークで分からないこと。
まずベンチマークスコアでみるとGoogle Tensor G3とGoogle Tensor G5では大きな差がありません。またGPU性能から見てもゲームパフォーマンスに関してはほとんど進化していないと評価しても問題ないのかもしれません。
ただ同サイトは以下のような指摘をしています。
AI処理に大きく依存する特定のタスクも、以前よりもはるかに高速です。Pixel 10 ProとPro XLの256GBバリアントにUFS 4.0ストレージが追加されると、Pixel 8 Proよりもいくつかの利益が見られることがわかります。 物事の読み込みが速くなり、アプリの更新が速くなり、多くのことを同時に行うとシステムがより迅速になります。
やはり日常使いを重視するユーザーこそ恩恵を受ける一方で、ゲーム性能などMAX値を求めるユーザーにとってはほとんど恩恵がないことになります。
明確な買い替えるための理由はない。
一方で同サイトはPixel 10 Pro XLとPixel 8 Proを比較した上で以下のようにまとめています。
ほとんどの人にとって、Pixel 8 ProからPixel 10 ProまたはPro XLに切り替えることは、いくつかの重要な場所以外のすべての場所で非常に似ていると感じるという意味で、おそらくアップグレードの十分ではないでしょう。あなたのことは知りませんが、私の本ではそれは否定的ではありません。エクスペリエンスは非常に一貫しているので、アンビエントAI機能が必要でない限り、見逃していることはありません。メッセージのようなGoogleのファーストパーティアプリを使用しない限り、その一部は役に立ちません。
結局のところPixel 8 Proから買い替えるために、大きな説得力のある理由は一つもないと厳し目の評価です。とはいえフラッグシップモデルの進化は以前ほどわかりやすくないのでこれは他社にも共通していえることなのかなと思います。
個人的にはPixel 8 Proと比較すればディスプレイ素材の進化や超音波式画面内指紋センサーに輝度を改善しただけでも日常使う上で印象が大きく異なるのかなと思います。