事前情報からもGalaxy S26 Ultraの光学3倍に対応した望遠センサーは現行モデル対比で小型化すると予測されています。一方で光学5倍に対応した望遠センサーに変更はないとも予測されており、今や最上位モデルの中でSamsungのUltraモデルはズームが強いとは言えません。
今回PhoneArt氏がGalaxyのカメラ構成にSamsungが求めることについて言及しているので簡単にまとめたいと思います。
安全で安価を優先?
ハードを強化すればいいというわけでもありませんが、特にSamsungはGalaxy Sシリーズのカメラ強化にはかなり消極的な印象を受けます。その上で今回同氏が以下のようにポストしていることが判明しました。
Samsung has already developed an advanced continuous zoom camera, but here’s the irony: it goes first to Chinese brands, not to Galaxy.
The reason is simple—Samsung MX refuses to adopt new technology. In their mindset, innovation equals higher cost, and they would rather play it…— PhoneArt (@UniverseIce) September 11, 2025
Sonyに関しても同様のことがよく言われていますが、なぜ魅力的なセンサーを他社に提供しているのに自社製品には採用しないのか。今回のポストを確認するとSamsungは新しい技術の採用を拒否しているとしています。
その理由としてイノベーションはコスト増加を意味し、それよりも「安心で安価」を提供することが優先されているとしています。
気にするユーザーは少なめ。
一方でカメラセンサーが全然強化されなくても、Galaxy Sシリーズの売上はここ数年かなり順調です。このことからもGalaxy Sシリーズのようなフラッグシップモデルを購入するユーザーですら、その多くはカメラセンサーに拘っていないことになります。
つまり自分のような一部オタクが騒いでいるだけです。自社製品はコストが安く成熟したカメラセンサーを採用することで安心を提供する一方で、他社には革新的なセンサーを提供することで莫大な利益を得る。
今のバランスがSamsungにとって理想の可能性もあるので今後も当面変わらない可能性があります。