GoogleはPixel 8シリーズからアップデートサポート期間を最大7年に拡張しており、それ以降に登場したPixelも同様に対応しています。少なくともユーザーが長く使うためへの配慮ですが、合わせて重要になってくるのが本体の耐久性です。
今回Android AuthorityがPixel 10 Pro XLのソフトとハードの耐久性について言及しているので簡単にまとめたいと思います。
耐久テストの結果が公開。
先日にはJerryRigEverythingがGoogle Pixel 10 Pro XLの耐久テストの結果を公開していることが判明しています。
Pixel 10 Pro XLは傷、火傷、曲げに耐え、あきらめずに耐えることが明らかになりました。ゴリラガラスビクタス2の画面は、モーススケールのレベル6で傷がつき、プレミアムスマートフォンの標準であるレベル7でより深い溝が現れます。つまり、鍵やコインはPixel 10 Pro XLにとって脅威ではありませんが、より硬い素材は脅威となる可能性があります。
少なくとも同チャンネルが行うある意味非日常的なテストにおいてPixel 10 Pro XLは十分な耐久性があることが証明されました。ちなみにPixel 4シリーズの時はサイドフレームが樹脂だったので簡単に手で折り曲げることができたのが印象的だったのを今でも覚えています。
長く使うなら重要。
GoogleにSamsungにHONORと一部機種では最大7年のアップデートサポート期間を提供していますが、合わせて重要になってくるのは本体の耐久性です。本来であれば不調が出た際に修理をして使えばいいと思いますが、一般層にとって修理が一つの買い替えの目安になっているのかなと思います。
こう考えると本体を出来るだけ劣化せず、修理せず使えるのが重要になってくると思います。
全体として、Pixel 10 Pro XLはすべての主要な耐久性の課題に合格しました。これは、携帯電話を手に取ろうとしている人にとって素晴らしい結果です。Googleは、7年間約束されたソフトウェアサポートと、長持ちするように作られたハードウェアを組み合わせたようです。
そのためにGoogleはバッテリヘルスケア機能など、長く使う上で最も障壁になりがちなバッテリーの劣化を防ぐことに尽力している印象。またどうしても状態良く使いたいとなった時はスクリーンプロテクターやケースなどで守ってあげる必要は出てくるのかなと思います。
とはいえ今後EUで発売するには、ここにユーザーが特殊なツールなしでバッテリーを交換できる内部構造を採用しなければいけないので、耐久性を維持するのが非常に難しくなるのかもしれません。