先日より国内でもGoogle Pixel 10シリーズが発売されており、Google Pixel 10に関しては「フロスト」が一番人気に見える。一方でシリーズ全体でみた場合単純に納期だけでみればPixel 10 Pro Foldの512GBモデルが一番人気にも見えます。
今回Phone ArenaがGoogle Pixel 10を購入しない理由について言及しているので簡単にまとめたいと思います。
カメラはダウングレードしている。
先日より一部市場で発売されたGoogle Pixel 10シリーズですが、過去最高のPixelであることに違いはありません。一方で同サイトによるとGoogle Pixel 10シリーズは前モデルからデザインやハードのそのほとんどは踏襲されていることに言及しています。
もちろん進化している部分があるとはいえ刷新されたと評価するのは難しいと指摘しています。
そのようなアップグレードが「S」または「プラス」などと呼ばれることがありました。vanillaPixel 10はカメラシステムをダウングレードし、Googleはどういうわけかアップグレードとして販売しました。
またカメラセンサーだけでみればPixel 10は前モデル対比で退化しています。それでも「アップグレード」としてアピールしているのが気に食わないみたいです。
価格に合理性がない。
また同サイトは以下のようにも指摘しています。
非常に多くの再ハッシュされたコンポーネントで、価格は下がるべきだと考えるかもしれません。そして、それは論理的に健全です。Pixel 10モデルを作る製造施設は、昨年と同じ部品を配り続けています。新しい機械、工具、研究開発は必要ありません。一般的に言えば、より多くのボリュームとユニットあたりの低価格を意味します。利益率に関する内部情報はありませんが、GoogleはPixel 9と比較してPixel 10シリーズからより多くのお金を稼ぐと確信しています。
少なくともハードにおけるコストが下がっているはずなのに価格が一緒であることからも価格に合理性がないと指摘しています。ハードだけのコストを見れば同サイトの指摘通り下がっている可能性があります。
とはいえGoogle Tensor G5のコストは増加している可能性があります。何よりハードのコストが下がる=製品全体の利益率が改善するわけではないことです。
研究開発費は含まれておらず、Google AIの強化や独自ISPの実装に加えGoogle Tensor G5の開発などむしろコストが増加している可能性があります。その中で販売価格を出来るだけあげないようにコンポーネントに関しては出来るだけコストカットした可能性があります。
個人的には価格が据え置きになったことからも、進化した分はむしろコスパが改善していると思っているので今回の同サイトの指摘にはちょっと同意が出来ないかなと思います。