結果的にコスパ改善。Pixel Watch 4は割と簡単に修理できるみたい

先日正式発表されたGoogle Pixel Watch 4シリーズですが、スペックで見ても歴代最高クラスの進化を遂げた印象を受けます。だからこそ発売が10月とかなり空いてしまうのはちょっと残念に感じてしまいます。

今回9To5GoogleがPixel Watch 4シリーズの修理について言及していることが判明したのでまとめたいと思います。

今までは修理が出来なかった。

「安定性」を中心に前モデル対比で大幅な進化を遂げている印象を受けるGoogle Pixel Watch 4シリーズですが、大きな特徴の一つとして初めて「修理」ができるようになったことです。

従来は保証に入っていたとしても、そもそも修理が可能な内部構造を採用していなかったので、結果的に「交換」対応でした。また修理が出来ないことからも「リフレッシュ品」も存在しないと言われていました。

ただユーザーがより長く使えるようにする上で「修理」は重要。その中でPixel Watch 4シリーズではようやく修理が可能な内部構造を採用しています。

バンドの取り付け場所の内側にあるT2ネジのペアを介して、Pixel Watch 4は分解して内部にアクセスできます。Pixel Watch 4が5ATM / IP68の耐水性を維持していることを考えると、これはかなり大きな成果のようです。

Googleによるとデザインチームとエンジニアチームの素晴らしいコラボレーションの結果実現できたとしています。

修理がより簡単に。

また今回GoogleはPixel Watch 4シリーズの修理プロセスについて以下のようにコメントしています。

時計バンドのポケットの下に2本のT2ネジがあります。ネジを外すと、Pixel Watch 4の内部にアクセスできます。接着剤を煩わす必要はありません。この段階では、心拍数モニターやその他のセンサーを時計の背面に収納するバイオセンサーハブはまだ接続されています。Googleは、バッテリー交換のためにこのコネクタを取り外す必要がないように意図的に作成しました。

バッテリーを取り外すには、トルクスドライバーの T2 ヘッドで触覚モーターを取り外します。さらに 2 本のネジでバッテリーを固定しますが、ネジが外れたら、バッテリーをボードから外すと完了です。Google がそのプロセス全体を通して T2 ネジを使用したことに気付くでしょう。これは、バッテリーの交換に同じトルクスドライバーを使用できるため、修理に必要なツールの数を減らすことができるため、これは意図的なものです。

ディスプレイを交換するには、バイオセンサーハブを抜く必要があります。次に、バッテリーブラケットの接続を外し、ディスプレイコネクタを取り外し、ガラスをハウジングに固定している 4 本のネジを外します。

少なくともアメリカにおいては今後Pixel Watch 4シリーズ用修理コンポーネントがiFixit経由で販売されるとしています。またPixel Watch 4シリーズ用の充電器も今後サードパーティ製から多数登場することを明らかにしたとしています。

本体側面で充電する方式もかなり手軽なので今後真似をするメーカーが増えるかもしれません。

 

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