国内において8月28日より発売予定となっているGoogle Pixel 10シリーズですが、リークでは分からなかった部分が徐々に明らかになりつつあります。全体的にみれば細かい部分にもかなり配慮している印象を受けます。
今回9To5GoogleによるとPixel 10シリーズはQi2対応でバッテリーシェア機能が削除されたと報告しているのでまとめたいと思います。
あの機能が削除。
Google Pixel 5で初めて実装した「バッテリーシェア」をPixel 10シリーズで削除していることが判明したとしています。一方で今回削除された理由としてはGoogle Pixel 10シリーズがQi2に正規対応したことが原因だとしています。
ちなみにGoogleは海外サイトに対して以下のようにコメントしています。
磁石の配列は充電器との強力な接続を作成しますが、逆ワイヤレス充電には物理的な制限があります。これは、バッテリーシェアが現在Pixel 10で利用できないことを意味しますが、Pixelエクスペリエンスを向上させるための将来のイノベーションを常に模索しています。
将来的にはQi2に対応しながらもバッテリーシェアを実装できる可能性があることになりますが、現時点では厳しい感じになります。
使っていた?
中華系の一部機種は今でもバッテリーシェアによる充電速度を強化していることからも需要があるのかもしれません。一方でGoogle Pixelでみると、例えばPixel WatchシリーズはPixelのバッテリーシェアには非対応です。
少なくとも反応することがありますが、Googleとしては逆にPixel Watchのバッテリーに負荷がかかるため推奨していません。なので充電出来るとすればPixel Budsシリーズくらいなのかなと思います。
対応した当初こそ話題になりましたが、個人的にはほとんど使う機会がない機能の一つでした。少なくともGoogleとしてもバッテリーシェアのニーズとQi2対応のニーズを天秤にかけた時に後者を優先したと判断することが出来ます。
個人的には削除されても全く問題ないですが、どれだけのニーズがあったのか気になるところです。