事前情報からもGoogle Pixel 10シリーズは8月28日に発売すると予測されていますが、Google Pixel 10 Pro Foldに関してはサプライチェーンの問題からも当初9月下旬の発売予定だったのが10月9日に延期されたと言われています。
今回Phone ArenaによるとPixel 10 Pro Foldの延期に対する失望はGoogleにとっていい兆候だと報告しているのでまとめたいと思います。
失望の声が出たこと自体に大きな意味がある。
まず今回同サイトはGoogle Pixel 10 Pro Foldの発売が延期された噂に対して以下のようにコメントしています。
遅延がないことは決して理想的ではありませんが、焦りの集合的なため息は、Googleが折りたたみ式のラインナップでついにスイートスポットに当たったことを示唆しています。このデバイスをもう少し待つことがフラストレーションの原因であるという考え自体が、競争が高まっている市場で、Googleが実際に正しいことをしていることを示す強力な指標です。
そもそも興味を持っているユーザーが少なければ、例え延期されたとしても話題にならないです。ただPixel 10 Pro Foldの延期は少なくとも界隈では話題になっており、同サイトが指摘するようにPixel自体の注目度が上がっていることを証明していると判断することが出来ます。
消費者を納得させられるかどうか。
事前情報をみる限りGoogle Pixel 10 Pro Foldのデザインに大きな変更はなく、カメラやディスプレイにも大きな変更がないと言われています。一方でQi2への正規対応やGoogle Tensor G5の搭載で端末の完成度は高くなることに違いはないです。
より大きな5,015 mAhバッテリー、改善された熱管理、新しい「PixelSnap」磁気システムによるQi2ワイヤレス充電の組み込みが含まれます。これらは単なる漸進的な更新ではなく、妥協のない折りたたみ式のプレミアムを構築するためのGoogleによる協調的な取り組みです。
少なくともGoogleが成功するためには魅力的な製品を提供するだけではなく、折畳式機種のメリットがデメリットを上回ることを一般層に納得させる必要があると指摘しています。
その上でPixel 10 Pro Foldにおけるポジティブな話題と、その潜在的な延期への失望はGoogleが正しい道を歩んでいることを証明していると指摘しています。少なくともGoogle Pixel 10 Pro Foldを待っているユーザーの期待に応えられる完成度に仕上げておくことが直近の一番の課題なのかもしれません。
