先日の情報からもGoogle Pixel 10シリーズの本体サイズがリークしており、ほぼ共通して言えるのは大型化した上で重くなっていることです。ただ本体サイズが僅かに大型化した上で重くなった原因はバッテリー容量の増加とQi2への正規対応だとも言われています。
今回Android AuthorityがGoogle Pixel 10 Pro Foldのデザインに言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
時代に逆行したデザイン。
すでにGoogle Pixel 10 Pro Foldの公式プレス画像もリークしていること、そのデザインを確認することが出来ます。少なくとも現行モデルからぱっと見大きな変更はなく、大きな違いとしては「カラバリ」だと思います。
そして今回同サイトはPixel 10 Pro Foldの本体サイズに言及しています。
Pixel 9 Pro Fold | Pixel 10 Pro Fold | Galaxy Z Fold 7 | |
---|---|---|---|
縦幅 |
155.2mm (155.2mm)
|
155.2mm (155.2mm)
|
158.4mm (158.4mm)
|
横幅/閉じた時(開いた時)
|
77.1mm (150.2mm)
|
76.3mm (150.4mm)
|
72.8mm (143.2mm)
|
厚み/開いた時(閉じた時)
|
5.1mm (10.5mm)
|
5.2mm (10.8mm)
|
4.2mm (8.9mm)
|
重さ
|
257g
|
258g
|
215g
|
Galaxy Z Fold6まで周回遅れのデザインだったSamsungですがGalaxy Z Fold7では一気に世界トップクラスに。一方でPixel 10 Pro Foldは縦横こそそこまで変わらないですが本体の厚みが増しています。
一方でまだ嬉しい部分としては重さがほとんど変わらなかったことです。何より各社薄型化/軽量化に注力している中でGoogleは真逆の流れとなっています。
ニーズの違い。
中華メーカーが揃って薄型化/軽量化に拘る理由としては中国市場における市場調査の結果からだと言われています。中国市場ではスペックや価格よりも「薄さ・軽さ」を求めるユーザーが多いことからも、最優先で改善を重ねてきたことになります。
またSamsungに関しても見やすいディスプレイのアスペクト比や薄さや軽さのニーズが多かったことからもGalaxy Z Fold7で一気に薄型化を進めたとの話です。一方でニーズが低いS-Penやバッテリー容量やUDCが犠牲になっています。
おそらくですがPixel 10 Pro Foldに関しては「電池持ちの改善」というニーズが最も多かった可能性。そのためデザインをある程度犠牲にした可能性があります。
とはいえ本体を閉じた状態での横幅はスリム化されているので取り回しは改善している可能性があります。おそらくですがGoogleの技術力が遅れているというよりは何を優先したかで進化の方向性が違ったのかもしれません。
逆にPixel 10 Pro Foldで薄型化や軽量化のニーズが高くなれば来年はデザインが大きく変更されるかもしれません。