SamsungはGalaxy Z Fold7では大幅な薄型化に軽量化を達成しています。さらに実測値でみると世界で最も薄い折畳式機種となっており、中華メーカーに大きな遅れをとっていたデザインがむしろGalaxy Z Fold7では大きな強みとなっています。
今回GSM ArenaがGalaxy Z Fold7の耐久テストに言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
耐久テストが公開。
スマホの耐久テストといえば「JerryRigEverything」が有名で、今回同チャンネルがGalaxy Z Fold7の耐久テストの結果を公開していることが判明したとしています。
ざっくりと内容を確認するとサブディスプレイはGorilla Glass Ceramic 2を採用していますが、モーススケールのレベル6で傷がつきます。またメインディスプレイはUTGを採用しているとはいえレベル2で傷がつくため耐久性が優れているとは言えません。
個人的にびっくりだったのが折り曲げテストで本体を閉じた状態でも開いた状態でも破損することがなかったことです。本体が薄型化しても耐久性はしっかり担保していると考えることが出来ます。
あとはメインディスプレイのフィルム。
少なくともGalaxy Z Fold7で薄型化されたことで壊れそうという声もかなりありましたが、今回のテスト結果を見ると簡単に壊れないと判断することが出来ます。
一方で個人的に気になる部分としてはメインディスプレイの表面に装着されているフィルムです。正直ただのフィルムなので耐久性は求めていません。ただ実質ディスプレイの一部として扱われているのでユーザーが任意に貼り替えが出来ないです。
またただのフィルムなので経年劣化で浮いてきます。なので結局修理に頼るしかなくなるのが大きなデメリットです。せめてユーザーが純正のみ好きなタイミングで貼り替えできるような仕様にしてほしいところです。
このフィルム問題を改善させることができれば折畳式機種のイメージが大きく変わるのかなと思います。