事前情報からもAppleは2026年後半に同社初となる折畳式機種を発表する可能性が高いと予測されています。またAppleが市場に参入することで一般層に幅広く折畳式機種がリーチされるようになり折畳式機種市場がより活性化する可能性があるとの話です。
今回SamMobileによるとSamsungはAppleが折畳式機種市場に参入しても強い自信を示したとしているので簡単にまとめたいと思います。
他社との競争より重要なこと。
今回の情報によるとブルームバーグのシェリー・アンは、サムスンの社長兼MXのCOOであるチェ・ウォンジュン氏にインタビューをしたことが判明。まず他社との競争について同氏は以下のようにコメントしています。
競合他社に焦点を当てるのではなく、消費者と消費者に提供できる体験にもっと焦点を当てている。
一方で他の企業との健全な競争は、消費者により多くの革新と利益をもたらすと思うともコメントもしています。もちろん他社を意識して切磋琢磨するのも重要ですが、それ以上にユーザーからのフィードバックを元にした進化の方を大切にしていることになります。
このことからも来年登場するGalaxy Z Fold8はニーズが高い電池持ちの改善などが実現する可能性があるのかなと思います。
Appleの存在は?
一方でAppleが来年市場に参入するという噂について同氏は以下のようにコメントしています。
サムスンはどのように優位性を維持するかと尋ねられたとき、Choiの回答は自信に満ちていました。彼は、サムスンは長年にわたって折りたたみ式を製造しており、多くの技術とノウハウを蓄積してきたと指摘した。「別のグローバル企業がこのカテゴリーに参加することは、業界と消費者にとって良いことです」とChoi氏は述べています。
少なくとも7世代を先行して発売してきた経験から十分に対抗できるとの話です。登場時期を考えればGalaxy Z Fold8とiPhone Foldが勝負する感じになります。
ただSamsungがどんなにノウハウがあったとしても、Apple製品は品質とブランドでゴリ押ししてくる印象が強いです。なので売り上げで見ればよほどやらかしていない限り逆転される可能性があります。
少なくとも初代に関しては注目度で勝てないと思うので勝負するとなっても2世代目からなのかもしれません。何よりAppleと勝負するための下準備としてGalaxy Z Fold7で一気にデザインを刷新したのかもしれません。