先日の情報からも韓国においてGalaxy Z Fold7の予約が非常に好調であることが判明しています。韓国国内における端末割引の規制が撤廃されたことも大きく影響していると思いますがFlipをFoldが超えるのは初の快挙です。
今回SamMobileによるとGalaxyにとって折畳式機種市場で最も脅威なのはHUAWEIではないと報告しているのでまとめたいと思います。
シェアが大きく減少する可能性。
2019年にGalaxy Foldを発表してから折畳式機種市場でリードしてきたSamsungですが海外の調査会社の最新のレポートから市場シェアが35.4%程度まで低下する可能性があるとしています。
ちなみに昨年は45.2%であったことからも10%近くシェアを落とすことになり、主な原因としてはHuaweiのシェア上昇に加えHONORやLenovoが持続的にシェアを拡大していることだと指摘しています。
数年前はシェアが70%近くあったことを考えると一気に落ち込んでいることになります。
最大の脅威はHUAWEIではない。
先ほどの話とも重複しますがSamsungがシェアを落としている理由の一つとしてHuaweiの躍進です、Huaweiは基本中国市場でしか発売していないにも関わらずグローバル市場で四半期によってはシェア1位を獲得しています。
またSamsungと比較するとラインナップも圧倒的に豊富で様々なユーザーのニーズに応えやすいです。ただエンティティリストに追加されていることもありHuaweiは北米市場に進出出来ないです。
なので今後も中国市場での売り上げを拡大できるのであれば成長を見込めるかもしれませんが、グローバル展開しているSamsungと比較すると短期的に終わってしまう可能性もあります。
一方で同サイトによるとSamsungが最も注意すべき存在はHuaweiではなくAppleだとしています。事前情報通りであればAppleは2026年に折畳式機種を発表する可能性があり、市場全体で活性化する可能性があるとも予測されています。
つまりAppleが折畳式機種を出すより前に下地を完成させておかないと今後厳しい戦いが強いられる可能性があります。こう考えるとGalaxy Z Fold 7やGalaxy Z Flip7でどれだけファンを増やせるか。
そして来年登場するGalaxy Z Fold8などでどれだけファンを維持することができるかが重要になってくるのかなと思います。