Galaxy Z Fold 7も台無し?シリコンカーボンを採用しない理由

直近の情報からもGalaxy Z Fold 7のバッテリー容量は4400mAhと筐体サイズが大型化するにも関わらずバッテリー容量は現行モデルから変わらないと予測されています。

またバッテリー容量が変わらないことからも仕方ないですが充電速度も変更がありません。今回Phone ArenaGalaxy Z Fold 7とシリコンカーボンバッテリーに言及しているので簡単にまとめたいと思います。

シリコンカーボンを採用しない理由。

中華メーカーは積極的にシリコンカーボンバッテリーの開発を進めており折畳式機種にも採用しています。先日正式発表されたvivo X Fold 5は6000mAhでHonor Magic V5は6100mAhとついに折畳式機種でも6000mAhを超えるようになってきました。

一方で歴代Galaxy Z Foldシリーズでみると4400mAhで長らく立ち往生している印象で、Galaxy S Ultraに関しても長らく5000mAhでとまっています。そして今回Samsungがシリコンカーボンバッテリーを採用しない理由について以下のように指摘しています。

本当の理由は、シリコンカーボン電池のコストが高いことと、サムスンがそれらを吸収したり、消費者に渡したりしたくないことにあるようです。韓国を拠点とする巨人は、特許取得済みの技術のライセンス料を支払うことを望んでいないため、まともな携帯電話の魅力を傷つけています。

何よりコストの問題で搭載を避けているとの話です。

絶対正義ではない。

一方でGalaxy S25 Edgeが発表された時もシリコンカーボンバッテリーを搭載するべきだったとの声が多かったです。ただリーカーによると仮にOppo Find N5と同じ820Wh/Lを採用した場合、Galaxy S25 Edgeのバッテリー容量は4100mAh程度にしかならないとの指摘。

つまりシリコンカーボンバッテリーを搭載してもユーザーが期待しているようなバッテリー容量にはならなかった可能性が高いです。ちなみに現状だと880Wh/Lが最大値とも言われていますが、Samsungとしてはバッテリー密度をそこまで上げるのはリスクが高いと判断している可能性があります。

サムスンが携帯電話で良いバッテリーを提供したくないという明らかなもう一つの明白な理由は、今では古いギャラクシーノート7かもしれません。2016年、S Pen電話のバッテリーの不運な製造上の欠陥により、多くのユニットが過熱して発火しました。その理由は、奇形のバッテリーセルを必要とするデバイスの特定の湾曲した形状でした。これにより、Galaxy Note 7の不幸な中止につながりました。

結局のところGalaxy Note7のようなことが再び起きないように最大限の配慮をしている可能性があります。とはいえそろそろスペックで競争力がなくなってきたことに違いはないので頑張って欲しいところです。

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