少なくとも中華メーカーはシリコンカーボンバッテリーの開発を進めている一方で、SamsungやAppleなどは消極的な印象を受けます。単純にバッテリーのコストが大幅に増加するからなのか。
それともSamsungやAppleが求める品質に到達していないことが原因なのか不明です。今回Digital Chat Station氏が来年にはモバイルバッテリーが不要になると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
バッテリー容量が大幅増加。
今回同氏が以下のように投稿していることが判明しました。
充電宝業務はちょっと気まずいです。来年は高性能機に8000mAh-8500mAhがあります。システム最適化に問題がなければ、二日間ちゃんと使えると思います。充電宝に別れを告げることができます。
今年の後半に登場する一部フラッグシップモデルは7000mAhを超えると言われていますが、今回の投稿を確認する限り来年には8000mAhを超えるとしています。この容量になると10インチ前後のタブレットと同程度のバッテリーをスマホサイズで搭載できることになります。
おそらくスマホ自体が劇的に大型化することはないと思うのでバッテリー密度が現時点で最大といわれている880Wh/Lを大幅に超えてくる可能性があるのかもしれません。
何より2日持つようになるのであればほとんどのユーザーのニーズを満たすことができると思います。
モバイルバッテリーを不要に。
もちろんユーザーの使い方の次第の面もありますが、iPhone 16 Pro Maxなど電池持ちが良いと言われている機種はモバイルバッテリーでも十分に1日は持つ電池持ちを実現しています。
ただ来年は大きく飛躍する可能性がありモバイルバッテリーの需要は特に中国市場で一気に下がり市場の流れが変わる可能性もあります。あとは同氏も指摘していますが最適化次第でどうなるかです。
今やQi2対応のモバイルバッテリーが多数登場していますが、結局Qi2に依存している場合は充電速度に制約もあります。もちろんシリコンカーボンバッテリーの技術はスマホだけではなくモバイルバッテリーなどにも採用され薄型化されていますが、結局スマホ一台で完結できるならモバイルバッテリーを購入する人は減る可能性が高いのかなと思います。
もちろん8000mAhを超えるバッテリーを搭載できる機種は限定されると思います。ただ6.7インチクラスのモデルであれば当たり前のように搭載している未来がくるのかもしれません。
現時点でどのメーカーが最初になるか不明ですが、OppoやHonorにvivoあたりがかなり早いかもしれません。