残念すぎる。Pixel 10シリーズのディスプレイはそこまで目に優しくならない

事前情報からもGoogleはPixel 10シリーズでディスプレイ周りも地味に強化すると言われています。その一つとしては周辺の環境に合わせてホワイトバランスを調整する機能で、AppleでいうとTrue Toneに類似した機能。

そして歴代PixelでみればGoogle Pixel 4シリーズ以来の対応になる可能性があります。今回Phone ArenaによるとPixel 10 ProシリーズのみPWM調光が強化されると報告しているので簡単にまとめたいと思います。

PWM調光とは。

事前情報からもGoogleはPixel 10シリーズでPWM調光をより強化する可能性があると予測されていました。その上でまずPWM調光は以下のようになります。

LED照明器具などの明るさを調整する方式の一つで、Pulse Width Modulation(パルス幅変調)を略してPWM調光と呼んでいます。
LEDは印加する電圧を変化させてもその明るさにはほとんど影響しないため、LEDに印加する電圧は変えず、人間の目ではわからないほど高速にON/OFFさせ、ON(点灯)している時間の幅を変化させることで明るさを調整するものです。

この電源のON/OFがユーザーによってはチカチカしてみえる可能性があります。そのため出来るだけスイッチの切り替えを高速にした方が多くのユーザーにとってユーザビリティが改善することになります。

ちなみにスマホの画面やテレビの画面を動画撮影しようとした時に画面がチカチカしているのはPWM調光の影響だと言われています。

ほとんど改善せず。

そして今回の情報に基づいてGoogle Pixel 10シリーズのPWM調光をまとめると以下のようになります。

PWM調光
Pixel 10 240Hz
Pixel 10 Pro Fold
Pixel 10 Pro 480Hz
Pixel 10 Pro XL

今回の情報によるとGoogle Pixel 10 ProとGoogle Pixel 10 Pro XLのみ現行モデル対比2倍となる480Hzに対応するとの話で、なぜかラインナップで共通して進化していません。

またGalaxyやiPhoneはだいぶ前から480Hzに対応していることを考えるとPixel 10シリーズがすごいというわけでもありません。ちなみに中華系は2000Hz前後はザラなのでスペックでは大きく見劣りをしています。

ちょっと個人的には拍子抜けで敏感な人には嬉しいかもしれませんが、劇的な改善になることはなく他社と同水準と考えておくのが無難です。

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