vivoは6月25日に中国市場向けにvivo X Fold 5を正式発表することを明らかにしています。また現時点で発売日は明らかになっていませんが、正式発表日から発売日が1週間後と考えても7月初旬以降の発売になる可能性があります。
一方で事前情報からもインドなど一部市場では7月10日より発売と予測されており、ほとんどタイムラグがないと思われます。今回Digital Chat Station氏がvivo X Fold 5のディスプレイを示唆していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
2種類に分かれる?
今回同氏がweiboに以下のように投稿していることが判明しました。
来週発表される大きな折り畳み、内画面にはboeとサムスンの2つのサプライヤーがいます。良いニュースは、バージョンによって画面が異なるため、混用せず、抽選も不要で、必要に応じて選択できます。皆さんはどう思いますか?
来週としていることからもおそらくvivo X Fold 5のことを示唆している可能性が高いです。現時点でHonorが新製品イベントの告知をしていないのでほぼ間違いないのかなと思います。
そして気になる部分としてメインディスプレイがBOE製とSamsung製の2種類に分かれていること。正直ディスプレイに限らなければサプライヤーが分かれていることはざらにありますが、ディスプレイであることからも影響が大きいのかもしれません。
少なくともスペックが一緒でも発色などに違いがある可能性があります。だからこそかユーザーは購入する際にBOE製かSamsung製を選択することが可能としており異例の対応なのかなと思います。
正直このパターンは自分が知る限りでは初めてだと思います。
グローバル版に選択肢があるか不明。
一方でグローバル版に関しては現時点で選択肢があるか不明ですが、単純に考えればコストカットの面でも選択肢はないのかなと思います。
何より中国のユーザーは愛国心を優先してBOE製を選ぶのか。それとも品質を優先してSamsung製を選ぶのか。vivoの内部の人によるとSamsung製のディスプレイを採用したくても上からの圧力が強くて中国製のコンポーネントを優先的に採用しろって話もあります。
またBOE製を選んだからといってコストが安くなるわけでもないとの話。ちょっと政治的側面が反映されているのかvivoとしても苦渋の決断だったのかもしれません。