- 2025年4月27日
2024年はXperiaの中では売上を支えていたと言われているXperia 5シリーズが不在だったにも関わらず2023年対比で生産台数は30万台程度の減少で留まっていることが判明。
機種別の内訳は不明ですが、おそらくXperia 1Ⅵが例年と比較して堅調に売れたことで下振れしなかった可能性もあります。今回RedditにおいてSonyはハードに重きを置いてきたメーカーだと投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
最新技術への対応が遅い。
今回あるユーザーが「Xperiaはなぜここまで過小評価されているのか?」という内容でスレットがたてられており、その上で今回以下のように投稿されていることが判明しました。
現代のレビュアー(ウェブサイトとYouTube)は、関連性を保つためにトレンドを追いかけます。彼らは、Apple、Samsung、Googleがマーケティングで優先するものに焦点を当てます。それらの会社の電話や、その直後に「レビュー」するその他のものについては。
その中でも分かりやすい例として「AI」で、Sonyはカメラやディスプレイやオーディオの改善に利用していますが、他社のリアルタイム翻訳機能や文字起こし機能や画像編集など「機能」には対応していません。
またAppleもGalaxyやPixelよりのAIであることからもAIに対応していないというイメージが強くなってしまいます。その結果トレンドを追いかけられていないというイメージも。
既存技術に固執している。
またXperiaの特徴としてイヤホンジャックやSDカードスロットの搭載などがあります。もちろん必要としているユーザーからすれば嬉しいところですが、iPhoneやGalaxyなど世界シェアが高いメーカーの機種が採用していないことを考えると、多くのユーザーから必要となれていないと考えることも出来ます。
ハードウェアに焦点を当てた企業であることの結果であるという現実的な可能性もあります。
言ってしまえばソフトではなくハードで差別化することしか出来ないとの指摘。
数年前、Xperiaユーザーの平均年齢は40歳だとどこかで読みました。それは、最も販売されている日本であるとともに、少なくとも最近まで、ファックス機が一般的に使用され、流通していた国であり、実際にこれらの機能に固執している別の理由がわかります。
またSonyが日本メーカーであり日本市場を優先的に考えているからこそレガシー機能を重視している。なのでトレンドに追いつけていないと厳し目の指摘です。
Xperia 5Ⅴの時は若年層を意識したように見えますが効果はあまりなかったように見えます。とはいえ若年層に興味を持ってもらう必要があり、この若年層のニーズを特にPixelに奪われたからこそ急激にシェアを落としたという指摘もあります。
なので今後若年層にどう興味をもってもらえるかが一番の課題になると思います。
