- 2025年4月13日
先日にSonyはXperia 1Ⅶが正式発表されましたが国内価格に関しては想定内に収まった印象です。ただやはり前モデルから値上げになっており批判の要素になっていることに違いはありません。
今回RedditにおいてXperiaはなぜそんなに高いのか投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
端末の利益率。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
だから私は電話を探していて、新しいVIIが発表されたのを見ました。最後に持っていたソニーはZラインだったので、しばらく経ちました。しかし、競合他社と比較して価格がそれほど高い理由はありますか?インセンティブなしの1400ポンド、例えば下取り。
少なくとも下取りなどのインセンティブなどはメーカーのマーケティング次第で、Sonyとしては単純にそこまで余裕がない可能性。一方で本体価格に関してはよく高いと言われがちです。
そしてXperiaが高いと言われる理由の一つとして「端末の利益率」が原因の可能性があります。少なくともSonyとしてはモバイル部門が主力の事業ではなく、現状だと継続させるけど利益率は改善させる必要がある。
そのため販促を徹底的に見直しつつ、さらに詳細は明らかにされていませんが端末の利益率も高めに設定されています。GalaxyやPixelの最上位モデルは50%程度と言われているので、Xperiaも同程度なのかなと思います。
一方でXiaomiに関しては端末の利益率は5%であることを明らかにしており、ほぼコストに近いからこそ安くできていることになります。
生産台数の問題。
またよく言われることの一つとして他社と同程度のスペックでもXperiaの方が高いと。ただこれは単純に考えれば生産時のコストを他社と比較して抑制することが難しいのも要因だと思います。
例えば上記の画像からも2024年においてSonyは245万台に対してAppleは2億2000万台生産しています。この生産台数はあくまでもメーカーが一年で生産した合計なので機種別は不明です。
ただ単純に言ってしまえば、Appleは年間でSonyの100倍の量を生産していることになるので、コンポーネントの仕入れ値や生産コストに差が開いてくるのは当たり前という感じです。
だからこそGoogleがSamsungやAppleと同程度の価格で出せるのがすごいところで、端末における利益率はかなり低い可能性もあります。何より生産台数が減少すれば生産するコストが増加して値上げするしかない。
そうなるとさらに販売台数が減少して、まとコストが増加してと負のループになります。この状況の中でSonyは今後どのような戦略をとるのか非常に気になるところです。
