- 2025年4月25日
直近の情報からもAppleは相互関税対策に追われていると言われており、今後アメリカ向けモデルの多くは税率が低い「インド」で製造する可能性があると言われています。
今回Phone ArenaによるとAppleはiPhone 17シリーズで値上げを行う可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。
相互関税は関係ない。
Apple製品の多くは「中国」において製造されており、今後相互関税の影響を強く受ける可能性があると言われています。そのため今年の下半期に正式発表が予測されているiPhone 17シリーズでは値上げされる可能性があると予測されています。
ただ今回の情報によるとiPhone 17シリーズでは相互関税の影響関係なく値上げする可能性があるとしています。その理由の一つとしてAppleはサプライヤーと交渉を重ねることでコストカットに尽力してきましたが、それがすでに限界に達した可能性があるとしています。
もちろんAppleは利益率を下げれば価格を維持することが可能なのかもしれませんが、それを避ける可能性があります。また値上げするにあたってAppleはiPhone 17シリーズでのデザイン刷新や新機能を理由にしてくる可能性があるとの話です。
ただ残念なことに今回の情報では「値上げ」されるといってもどの程度値上げされるのか不明です。
値上げ回避は難しい。
何よりAppleとしては仮に値上げをするとしても「相互関税」を言い訳にしないとしています。また今後生産拠点を移行することが課題の一つになる可能性がありますが、今回の情報によるとiPhone 17 Pro Maxのほとんどは中国での製造に依存する可能性があるとの指摘。
少なくともiPhone 17 Proはインドの工場で製造できるとしても、インドにおけるインフラや技術面は中国での提供されている生産環境には遠く及ばないとしており、何より品質が一番のネックになっている可能性があります。
ちなみにAppleは2024年においてアメリカで約6500万台のiPhoneが発売されており約3600〜3900万台はProモデルだったとしています。売り上げ的にも利益率的にもProモデルに対しては慎重になるしかないという感じです。
そもそもiPhone 16eで$599という価格設定がされた時点でiPhone 17シリーズでは値上げされると予測されていましたが実際にどうなるのか非常に気になるところです。
