- 2025年4月28日
中国市場において折畳式機種は飽和状態になっていることからも、メーカーはラインナップを拡充させるのではなくとラインナップを絞り一つの端末の完成度を高くすることに注力しているとの話です。
今回XpertPickがまもなく正式発表されるvivo X Fold 5のスペックに言及しているので簡単にまとめたいと思います。
命名規則を僅かに変更。
vivoは昨年の3月にvivo X Fold 3とvivo X Fold 3 Proを発売しているので、今年は順当にいけばvivo X Fold 4シリーズを正式発表する可能性がありますが、今回の情報によると次期折りたたみ式機種の名称は「vivo X Fold 5」になるとしています。
これは一部のアジアの文化において「4」は不吉な数字とされていることからもスキップされるとの話。一方でOppoもスキップしてOppo Find N5は発売しており、HONORに関してもスキップしてHonor Magic V5を正式発表するとの予測。
なので中華メーカーの中で「4」を採用しているのは直近でみればXiaomi Mix Fold 4くらいかもしれません。
一部スペックが判明。
そして今回の情報に基づいてvivo X Fold 5の一部スペックをまとめると以下のようになります。
スペック | |
メインディスプレイ | 8.03インチ/2K/120Hz |
サブディスプレイ | 6.53インチ/120Hz |
SoC | Snapdragon 8 Gen 3 |
容量構成 | RAM16GB/ROM512GB |
バッテリー | 6000mAh |
充電速度 | 90W(有線)/30W(ワイヤレス) |
インカメラ | 32MP+32MP |
リアカメラ | 50MP(IMX921)+50MP+50MP(IMX882) |
生体認証 | 指紋(側面)+顔認証 |
事前情報ではvivo X Fold 5は実質vivo X Fold 3 Proの後継機種になると予測されていましたが、実際にはvivo X Fold 3の後継機種という感じになります。
また防水規格に対応しているみたいですが現時点では不明としています。そしてvivo X Fold 3シリーズの中でvivo X Fold 3は価格とデザインを優先した機種という感じで薄くて軽いのが特徴でした。
ただ今回の情報によると開いた時の厚みは4.3mmで閉じた時の厚みは9.33mmなので前モデルよりは薄くなっていますがOppo Find N5や今後登場するGalaxy Z Fold 7には及ばない感じです。
おそらく重さは219g以下になると思うので軽いと思いますがちょっと期待ハズレの印象を受けてしまいます。何より今回のスペックは「グローバル」向けのスペックとしており、最初からグローバル展開が決定している可能性があるのは嬉しいところです。
ただ現行シリーズでみるとvivo X Fold 3はグローバル展開されていないので、単純にvivo X Fold 5 Proが間に合わなかったからこそvivo X Fold 5をグローバル展開して様子見をするのかもしれません。
