リーカーによるとSnapdragon 8 Elite 2搭載機種は9月末を目処に計画されているとの話です。つまりSnapdragon 8 Elite 2は9月末までには正式発表ができるじょうに準備を進めていると判断することが出来ます。
また直近の情報からもSnapdragon 8 Elite 2は昨年と同じく9月には正式発表される可能性があるとの話。今回Digital Chat Station氏によるとSnapdragon 8 Elite 2の電力効率に言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
消費電力がかなり多い可能性。
今回同氏がweiboに以下のように投稿していることが判明しました。
大戦は白熱化に入り、次世代は台積電N3pで、全核新アーキテクチャで、キャッシュスタックも激しく、設定性能は全部追いかけて、現在のランニングスコアは400Wを下回らない……
事前情報からも今年後半に登場するフラッグシップ向けSoCはコストの問題からも2nmプロセスノードの採用は見送られたと言われています。このことからもSnapdragon 8 Elite 2も3nmプロセスノードを継続しますが「N3P」に強化されます。
一方で詳細な知識を持ち合わせいませんが消費電力はかなり多い可能性があります。一部情報によると機種によりますがベンチマークは350万点前後まで改善すると言われている一方で、Snapdragon 8 Elite対比で発熱しやすく電池持ちが悪い可能性があります。
ここまでくるとパフォーマンスの向上にそこまで拘る必要があるのかなと思っちゃいます。
Xiaomi 16シリーズは特に心配。
メーカーによって発熱対策が異なりますが現行モデルを触っている感じだと特にXiaomi 16シリーズは特に心配です。昨年と同じ流れであればSnapdragon 8 Elite 2搭載機種としていち早く登場する可能性があるのはXiaomi 16シリーズとHonor Magic 8シリーズなのかなと思います。
その中で歴代でみてもXiaomiは発熱が話題になりがちです。ちなみに手持ちの個体でみるとXiaomi 15とXiaomi 15 Ultraは約20分の3D Mark Wild Life Stress Testすら完走することが出来ません。
すぐに発熱で強制終了になってしまう感じで、これだとどんなにパフォーマンスが高くても持続性がなければ意味がないです。自分が今まで試してきた中では折畳式機種と同程度の持続性しかないという感じです。
これがSnapdragon 8 Elite 2を搭載して消費電力が増加することになれば現行モデルよりもさらに悪化する可能性があります。少なくともこのレベルまでくると中華メーカーもベンチマークでアピールするのではなく持続性などでアピールした方がいいのかもしれません。
この感じだと今年もDimensity9500搭載機種の方が当たりということになるかもしれません。