- 2025年3月27日
有名なリーカーによると中国市場において折畳式機種は飽和状態になっているとの話です。そのためHonorなど分かりやすいですが、一時期のようにラインナップを増やすのではなくラインナップを限定して一極集中化させるとの話です。
今回GSM Arenaによると2025年第1四半期においてvivoがかなり苦戦していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
Huaweiが絶好調。
今回IDCが2025年第1四半期/中国/折畳式機種市場における調査結果を公開していることが判明しました。今回の情報によるとHuaweiが絶好調に加え他社のリードを拡大していることが判明したとしています。
ちなみにHuaweiは2024年第4四半期に250万台出荷しておりシェア率は48.6%です。さらに2025年第1四半期においては284万台出荷しており市場シェアは76.6%までに拡大していると絶好調。
2025年第1四半期でみると前年対比で53.1%と驚異的な成長を遂げています。ただ好調の理由としてHuawei Mate XTにHuawei Mate X6にHuawei Pocket 2にNova FlipにHuawei Pura Xなど昨年の第3四半期から立て続けに新製品を導入しているのも大きいと判断することが出来ます。
vivoがかなり苦戦。
また2025年第1四半期におけるメーカー別シェアを確認するとHuaweiが圧倒的で、2位にはHonorがランクインしています。ただHonorは前年同期で20%近くのシェアがあったことを考えると9.1%まで減少しているとので大ダメージという感じです。
そしてOppoが第3位となっており7.1%のシェアを獲得。2月にOppo Find N5を出したことに加え2024年に折畳式機種を発表しなかったことも大きな成長に繋がっている可能性があります。
さらにXiaomiは前年7.4%のシェアがあったのに2.6%まで減少しており、vivoに関しては前年3位だったのが今年はランク外となっています。少なくともvivoに関しては一年近く新製品を出していないのが痛いところです。
一部情報によると薄型化を優先するためにvivo X Fold 4の開発は遅れているとの話で、早ければ今年の6月頃に正式発表される可能性があります。
何より現状だと折畳式機種市場で苦戦していることからも、今後の存続が危うくなりそうで怖いです。結局折りたたみ式機種の中でカメラが強いのはvivoくらいなので今後も頑張ってほしいところです。
