流れを変える存在。vivo X200 Ultraは結局グローバル展開されるのか? - Smart Leaker

先日にvivoはvivo X200 Ultraを正式発表しました。従来もカメラ特化型モデルに違いはないですがスマホカメラの延長線という感じです。一方でvivo X200 Ultraはさらに専用機としての側面を強化してきた印象を受けます。

今回Android Authorityvivo X200 Ultraのグローバル展開に言及していることが判明したのでまとめたいと思います。

画角の変更。

中華系のUltraモデルはメインカメラに1インチの大型センサーを搭載することが多いですが、vivoに関しては1/1.28インチのLYT-818を搭載しており、他社のUltraと比較すると小さいです。

ただLYT-818はvivoとSonyが共同開発したセンサーで汎用品であるLYT-900と比較してLYT-818の方がvivoが求めることを実現できると判断した可能性があります。

少なくとも1インチのセンサーを搭載しなかっただけでも異例といえば異例の中でvivo X200 Ultraの広角は35mmに変更されています。現状発売されている機種の99%は24mmとなっており、vivo X200 Ultraは24mm換算で1.4倍の画角で固定化されていることになります。

同僚のロブ・トリッグスは、24mmは多くの状況では広すぎると言って、「素晴らしく汎用性の高い」35mmの焦点距離について長い間叙情的でした。また、XiaomiやAppleなどの一部のブランドは、カメラアプリでデフォルトの焦点距離として35mmを設定する機能を提供しているため、vivoのアプローチは論理的な次のステップのようです。

フルサイズのカメラは35mmが標準画角であることからも、カメラを使う人ほどvivo X200 Ultraのカメラは使いやすいと判断することが出来ます。

すでにNubiaの一部機種は35mmの画角に対応してきましたが、vivoが対応したことで今後流れが大きく変わる可能性があるとも言われています。

グローバル展開はあるのか。

一方で一時期インドで発売されるとの噂もありましたが、今回同サイトがvivoに問い合わせをしたところ「中国以外の市場で発売する計画はない」ことを明らかにしたとしています。

Ultraモデルのグローバル展開に関してvivoとOppoはかなり消極的な印象で、今年も残念なことに継続される可能性があります。一方で昨年からようやく折畳式機種がグローバル展開されたので来年こそはと期待したくなるところです。

 

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