SHARPですら参加しているのに。XperiaはAndroidのβプログラムに参加せず - Smart Leaker

GoogleはAndroidのエコシステムをより強化するためという理由から従来と異なりAndroid16を第2四半期に公開できるように開発を進めています。

仮にGoogleの予定通り第2四半期に公開することが出来れば例年と比較して約3ヶ月の前倒しになります。今回9To5GoogleによるとGoogleは最後となるAndroid16 Beta 4の配信を開始したと報告しているのでまとめたいと思います。

パートナーに含まれず。

今回の情報によるとGoogleは実質最終バージョンとなる「Android 16 Beta 4」の配信を開始したとしています。Beta 4.3くらいまではあるかもしれませんが、基本Beta 4に入るとアプリ開発者が自社のアプリを調整するための期間になります。

一方で新たに判明した不具合やバグも合わせて修正される期間になり、Googleの予定通りに開発が進んでいると判断することが出来ます。

またAndroid 16 Betaは上記のメーカーとパートナープログラムを組んでいます。

「Android 16 ベータ プログラムの最後の予定アップデート」です。一方、Android 16 Betaは「Honor、iQOO、Lenovo、OnePlus、OPPO、Realme、vivo、Xiaomiなどのパートナーの携帯電話、タブレット、および折りたたみ式フォームファクタで利用可能になりました。」

正直ソフトにそこまで気合が入っている印象を受けないSHARPですら頑張っているからこそSonyも以前のように参加してほしいところです。β版を上手く活用すれば本配信後の不具合やバグを減らせる可能性があると思いますが余計な手間が発生するのか近年のSonyは消極的に感じてしまいます。

Xperiaのソフト開発を担当しているチームの人数は少ないと言われているからこそ素人目でみればβ版を上手く利用した方がいいのかなと思っちゃいます。

新機能も追加。

またAndroid16 Beta 4で新機能が追加されていることが判明しています。

Beta 4で変更された部分
常時表示画面において「ダイナミックカラー」の適用
アプリの長押しメニューにおいて「スクリーンショット」の追加
メディアプレーヤーのアートワークが暗めに変更
「バッテリーの状態」が削除

その他先日発売されたばかりのGoogle Pixel 9aがβ版に参加することが可能になりました。少なくともAndroid15でみるとXperiaはAndroidの標準機能に対応することがメインでほとんど独自機能が追加されることもなく他社と比較すればアップデートの容量も少なめでした。

この感じだとAndroid16に関しても同様の流れになる可能性があります。一方でSonyは市場によりますがアップデートの配信時期を前倒ししているように見えるのでAndroid16の配信時期も早いのかなと思います。

直近の情報からも5月にXperia 1Ⅶが正式発表になる可能性が高いですが、Android16が最初に配信されるのはXperia 1ⅥになるのかXperia 1Ⅶになるのか非常に気になるところです。

 

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