日常使いは関係ない。ベンチマークが低い=Pixelが快適に使えないわけではない - Smart Leaker

GoogleはコストカットのためだったのかSamsungと共同してGoogle Tensorを開発してきましたが、事前情報通りであれば今年の夏に登場する可能性が高いGoogle Pixel 10シリーズが搭載しているGoogle Tensor G5からTSMC製に切り替わるとの話です。

少なくともSoC自体の品質は向上すると思いますがGoogleが大きく方向性を変えるとは思えないです。今回RedditにおいてGoogle Pixel 9のパフォーマンスについて投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。

パフォーマンスはそこまで悪くない。

今回以下のように投稿されていることが判明しました。

スマートフォンの生のパワーに関するIDGAFはもうありません。私はただ、バグなしで毎日遅れがなく、トレッキングや旅行中に良い写真を撮るものが欲しいだけです。私の古いPixel6aのバッテリー寿命がゴミでなければ、アップデートする理由はありませんでした。

もちろんユーザー次第の面もありますが、多くの一般ユーザーが求めていることはベンチマークスコアの高さよりもと電池持ちや発熱など含めた安定性の改善ということになります。

何より重要視されている部分としては「日常使い」で安定して動作するかで、どんなにカメラが素晴らしくてもどんなににゲームパフォーマンスが高くても日常使いで安定して動作しないとユーザーからの評価は高くならないとも言えます。

だからこそスペックでは面白みがないとはいえ抜群の安定性があるGalaxyやiPhoneが売れるということになります。

ベンチマークの弊害。

スマホの処理性能を指標として分かりやすいのが「ベンチマーク」になりますがGoogle Tensorは他社のSoCと比較してスコアが低いことからもパフォーマンス性能が大きく劣るという負のイメージがかなりついている印象を受けます。

重たい3D処理とかやらなけりゃなんならTensorの方が安定してる部分もあるというのは本当に意外。(Tensorというか筐体かもだけど、Tensor対Snap8Eliteでも筐体の差で安定勝ちするならそれはそれですごい。)ゲームやらないで、生活で使うメインスマホとしてならPixelの方が良さそうかな

もちろん負荷の高いゲームをバンバンやる人にとっては物足りないと思いますが、ゲームをガチでやりたいユーザーのためにゲーミングスマホというカテゴリーがしっかり用意されています。

日常においてスマホにどのようなことを求めるかでベンチマークスコアが高ければ全てが快適というわけではありません。また中華系はベンチマークを高くしつつ価格も抑え目でコスパが良いとアピールすることからも余計にベンチマークが重要というイメージが強くなっているのかもしれません。

おそらくGoogle Tensor G5でベンチマークスコアは改善すると思いますが、個人的にはスコアよりも電池持ち含めた安定性がTSMC製に切り替わることでどれだけ改善するのかが気になります。

またゲームをやらない自分からすれば現状オンライン処理となっている「編集マジック」や「動画ブースト」が今後オフラインで処理できるようになるのかも楽しみで、Googleが力を入れているAIのためにしっかり底上げしてほしいように感じます。

 

 

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