- 2025年3月23日
例年通りであれば今年の8月頃にはGoogle Pixel 10シリーズが正式発表される可能性が高いです。またGoogleがどの程度意識しているのか不明ですがナンバリングでみると「10」という節目なので何かしら強化してくることに期待したいところです。
ただ直近の情報をみる限りPixel 10シリーズにあまり期待出来ない状況に。今回はPixel 10を購入するならPixel 9でも十分だと思ってしまう理由について主観的にまとめたいと思います。
カメラが劣化する。
少なくとも先日リークしたGoogle Pixel 10のデザインを確認する限り現行モデル対比でほとんど変化がないことを確認できます。だからこそ内部の進化に期待したいところですが直近の情報によるとカメラは進化どころかむしろ退化する可能性があることに。
Pixel 9a | Pixel 9 | Pixel 10 | |
---|---|---|---|
Main
|
Samsung GN8
50 MP 1/1.95” |
Samsung GNV
50 MP 1/1.31” |
Samsung GN8
50 MP 1/1.95” |
Ultrawide
|
Sony IMX712
13 MP 1/3.1″ |
Sony IMX858
48 MP 1/2.55” |
Sony IMX712
13 MP 1/3.1″ |
Telephoto
|
–
|
–
|
Samsung 3J1
11 MP 1/1.3” |
Selfie
|
Sony IMX712
13 MP 1/3.1″ |
Samsung 3J1
11 MP 1/1.3” Autofocus |
Samsung 3J1
11 MP 1/1.3” Autofocus |
あくまでもリークに過ぎませんがGoogle Pixel 10のカメラ構成をみるとPixel 9aとほとんど一緒です。大きな違いとしては望遠を搭載していることですがSamsungの3J1であることを考えるとそこまで良いセンサーとは言えずです。
少なくともPixel 9と比較すると広角も超広角も劣化したという感じで、正直無印とはいえフラグシップモデルのカメラとしてはちょっとお粗末に感じてしまいます。
少なくともカメラに拘るならPixel 10 Proシリーズでカメラにそこまでの拘りがないならPixel 9aで十分という感じになります。何よりPixel 10とPixel 10 Proでカメラ構成に大きな差があることからもこうなってくるとPixel 10で物足りない人は価格面を考えてもPixel 9を買った方が幸せになれるのかもしれません。
安定性を重視しすぎかも。
まだまだGoogle Pixel 10シリーズのスペックの全体像は見えないですが、一番分かりやすい部分としてはGoogle Tensor G5を搭載していることです。さらにバッテリー容量は増える可能性があるので全体的な安定性が改善する可能性があります。
少なくともGoogleはユーザーの満足度を上げることを最優先している感じで、Pixelのよくある返品の理由である電池持ちの悪さや発熱のしやすの改善にフォーカスしているという印象です。
もちろん欲しくて購入するユーザーは問題ないと思いますが、多くのユーザーにとっては「使いやすさ」が改善しただけでは、その価格に合理性を求めることは難しいです。
いくら進化と乏しいと言われているGalaxyやiPhoneですら何かしらの進化がある中で、Pixel 10に関してはあくまでも現時点での情報で見れば使いやすくなる可能性があるとはいえフラッグシップモデルに求められるカメラが弱体化するのは大きなマイナスに感じます。
これであれば今後何回か開催されるGoogle Storeでのセールを活かしてPixel 9を買った方がよほど幸せなのかなと思います。先にPixel 9を買っておいてPixel 10の評価次第で下取りに出して買い換えるのも検討してみるのもありかもしれません。
Googleは無印とProモデルの差別化をしっかりしたいのかもしれませんが、現時点での情報だ無印があまりにも不遇の立場になるのかなと思っちゃいます。
