- 2025年3月24日
一部ユーザーからは最後かつ真のフラッグシップと呼ばれている「Xperia 1Ⅴ」ですが発売から今年の5月で2年になります。キャリアのプログラムを利用しているユーザーからすれば今年は買い替えのタイミングでXperia 1Ⅶは非常に重要な存在になります。
Xperia 1Ⅶの方向性によってはXperia 1ⅤユーザーがXperiaに見切りをつける可能性も。今回auオンラインショップにおいてXperia 1Ⅵが終売していることが判明したのでざっくりとまとめたいと思います。
完売した可能性。
2020年からSonyはXperiaの直販版を展開するようになりましたが、キャリアモデルとのタイムラグが4ヶ月近くあるなどだいぶキャリアに配慮していた印象です。
一方でXperia 1Ⅵでは直販版としては初めてストレージオプションを用意した上で直販版限定色を2色に強化するなど、キャリアに販売を依存するのではなくSony自身もしっかり売っていく体制が強化された印象を受けます。
そのせいかキャリアモデルは直販版と比較すればストレージオプションもない上に限定色もないことから2色展開と寂しい感じでした。そして今回auオンラインショップを確認するとXperia 1Ⅵは「在庫なし」の状態に。
ちなみにauだとシルバーはオンラインショップ限定でブラックは実店舗での取り扱いもあるという感じでした。少なくともauオンラインショップでみる限り在庫なしでシルバーはもう入手困難です。
そしてブラックに関しては実店舗に在庫があれば入手可能ですがオンラインショップではもう購入出来ないと判断することが出来ます。
安売りに期待していた。
auは他のキャリアと比較すると在庫処分をする際に値引きを強化するというよりは一括価格を改定することでユーザーがさらに買いやすい環境を提供することが多いです。
そのためau版のXperia 1Ⅵの価格改定に期待していたユーザーもいたかもしれませんが残念なことに価格改定される前に在庫が尽きた感じになります。なのでセールを特段行うことなく在庫を上手く消化できたことになるのでauの仕入れ量は計画通りだったとも言えます。
ちなみにSoftBankに関しては在庫ありですが、自分の確認不足でなければ「在庫確認」は出来ない状況に。そしてdocomoに関しては問題なく在庫がある状況です。
仮に今後派手なセールをしてくれる可能性があるとすればSoftBankなのかなと思います。何より以前と比較するとキャリアもiPhone以外のフラグシップの販売力が落ちてきた印象を受けます。
そもそもフラッグシップを購入するのはオタクが中心で、オタクは直販版の選択肢があれば直販を購入することが多いです。そのためかキャリアもメーカーに対して以前のような販売力がないからこそ縛りも緩くなっている印象で仕入数も割と限定的になっているのかもしれません。
また数年前であればありえなかったですがauでみればシルバーはオンラインショップ限定とコストカットのためなのか不明ですが販路も限定されています。
メーカーとしてはキャリアにしっかり売って欲しい。ただキャリアとしては売れずに不動在庫が多くなれば後継機種を扱う時により消極的になるとどんどん難しい感じに。
特に国内の販売が中心のXperiaやAQUOSはキャリアと上手く協力していかないとシェア維持は厳しいのかもしれません。
